5章3項 リュック&ワンショルダー型カメラバッグ
背負うタイプのカメラリュックの長所&短所
おおまか解説
密着して背負うことにより重心が体幹寄りになり荷物は軽くなるリュックタイプ。解説リュックはAmazonベーシック スリングバッグ7.7L。
解説前の一枚
石川県の九十九湾は海上を歩ける遊歩道がありました。海を覗けば海藻がゆらゆら。横振れするショルダーよりリュックタイプにしよう。
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トレッキング・長時間撮影に身軽なリュック型
気合と軽快な一日
解説リュックは「ワンショルダー」タイプ。完全なリュック型と使い勝手は違うものの「背負う」=「楽」。登山も秘境も湿原もサイクリングも最適形状。
カメラ散歩の持ち物例
カメラ散策の持ち物をリストアップ。・カメラ・レンズ・フード・フィルター・レンズペン・バッテリー・SDカードケース・スマホ・モバイルバッテリー・三脚…etc
リュック型カメラバッグのメリット
おすすめはワンショルダー
リュックタイプのカメラバッグのうち、ショルダーストラップが一本の「ワンショルダー」のリュックがおすすめ。リュックの場合、背中に背負った荷物を『よっこらしょ』とおろす必要がありますが、ワンショルダーの場合はぐるっと回すだけで荷物がとれます。
街歩きでもOKの大きさ
写真は伊勢神宮前で食べた伊勢うどん。(^-^) 大きさにもよりますが箱型ショルダーバッグと較べると、身体にフィットするバッグスタイルなので足元に置いても邪魔にならない形状。混雑した電車などもお腹側に回して持てばOKですね。
雨の日でも身体と一体的に背負うことができるリュックタイプは街歩きだけでなく海岸や断崖、山頂などのロケーションでも撮影や紛失物に対しての不安感も少ないバッグです。
リュック型のデメリット&合わない場所
「背負ったまま」が不適切
神社仏閣などの場所ではショルダータイプはそのままでも、「リュックを背負ったまま」のスタイルは気を遣い手に抱えることもあるかもしれません。ロープウェーなど狭くて混雑する場所にも気を遣った方がいいかも。
登山リュックには×
カメラリュックの場合、大きな物は収納の機能上カメの甲羅のよう厚みがあります。ハイキングならともかく、雨具や飲料水などが必携の登山では疲労しやすいので登山リュックとしての完全な兼用はおすすめできません。
完全に両手がフリーになるリュックサックタイプは1~2時間程度の登山や湿原・森林散策などのアウトドアとの相性が抜群。ただし、ワンショルダーではないリュックの場合はその都度背中から降ろさないと中身が出せない。体力配分が必要な環境には慎重に選ぼう。
こんな場面に活用したい
マイカー系観光地
マイカーの人で駐車場から降りて見学するだけの場所ではフィルターやバッテリーを入れたワンショルダーで身軽に一周すると最大限のおでかけと撮影が楽しめます。
二輪移動の相性良し
リュックタイプは前傾するサイクリングや短・中距離のバイクツーリングと相性抜群。日帰り地域なら毎週カメラを背負っておでかけする素敵な趣味が始まります。
カメラリュックを登山やキャンプで持って行くのは厳しいけれど、登山リュックやキャンプのリュックにカメラ機材を忍ばせて行くのは全然アリ!そういう意味では大きいモノはそれほど活躍の場は少ないかも。ちゃんと使うイメージを膨らませて用意しよう。