1章4項 低予算でのプロテクトフィルターの選び方

[初心者向け]セカンドレンズ用のプロテクトフィルター

DHG スーパーレンズプロテクト マルミ

 おおまか解説 

おでかけくん 48常用系フィルターであるプロテクトフィルターは新しくレンズを購入した時に例えフィルター径が同じサイズだったとしても「使いまわし」するのはとても面倒です。かといって裸のレンズを持ち歩くのはまたモヤモヤします。

瑞龍寺 金剛力士 仁王像 富山

 解説前の一枚 

おでかけむすめ 48富山県の国宝・瑞龍寺山門の金剛力士さん。おくちを閉じているので阿吽の「ン」の担当さんですね。金網ごしに撮っていますが、常時プロテクトフィルターを付けているのでレンズの淵もガラス面も安心の無傷撮影。

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プロテクトフィルターの買い増し

Zeta EXUS プロテクトフィルター プロテクター

 大きなフィルターは高価 

どうにもこうにもどうにもならないのが「物の値段」。保護フィルターであるプロテクトフィルター(レンズプロテクター)は画像が向上するわけではない画質に影響を与えない保護フィルターのため、新しくレンズを買い増しした際に「どうするか」を考えるはず。

至仏山 登山道 山登り

 違い=汚れが付きにくい 

プロテクトフィルターは「絶対付けておいた方がいい」です。あなたのカメラとレンズはこの先、いろいろな場所を探検したり雨や霧の世界に触れていきます。ダイレクトに裸のレンズのガラス面を拭きながら過ごすより、安心して使える状態でおでかけを。

~参考写真こぼれ話~
レンズ 一眼レフ

おでかけくん 48

モノの値段が変わらない以上、本人が悩んで決めるだけのお話なのですが、カメラのおしゃべり雑談として『低予算でのプロテクトフィルター』をネタにお話ししていきます。予算に余裕のある人は高級プロテクトフィルターのページへどうぞ。

 

レンズキャップとフードについて

レンズ キャップ

 キャップもレンズ保護 

レンズキャップですが、カメラバッグの中が綺麗だとしてもキャップを付けてから中に入れましょう。もしレンズキャップを失くしても市販されていますので、カメラを持ってどんどん遊びに出かけましょう。

レンズフード カメラ

 レンズフードも保護力あり 

構図内に直射日光が入らないようにするためのレンズフードも市販されています。フードを付けるとレンズまでの空間ができるので、カメラをバッグから何度も出し入れする人はレンズキャップ無しでも〇。

~参考写真こぼれ話~
レンズ キャップ 一眼レフ

おでかけむすめ 48

外でカメラを使って撮影している時のイメージは大事なこと。レンズ保護フィルターは人知れず常に頑張っているレンズフィルター。それではレンズ買い増し時に考えるプロテクトフィルターを見ていきましょう。

 

使用頻度の低いレンズに無印DHG

DHG レンズプロテクト マルミ
  DHGレンズプロテクト 

中華フィルターを除けば一番安いレンズフィルターがマルミのDHG(ノーマル)レンズプロテクト。汚れのふき取りやすさはPRO1Dより良くないのですが、二本目の望遠レンズなど同類のレンズを買った時、ほとんどの時間は良いレンズの方を使うことになるので安くていい人はこれでいいかも。

~参考写真こぼれ話~
DHG レンズプロテクト マルミ

おでかけくん 48

マルミの「基準」レベルのプロテクトフィルター。ガラス面からの内枠の高さは3mm、外枠の高さは4mm、ネジ山の高さは2mm、外枠とネジ山を足した全体の厚さは6mm。☆52mm…2千円台前半 | ☆58mm…2千円台前半 | ☆77mm…3千円台中半。

 

定番のPRO1Dも安い物クラス

PRO1Dプロテクター ケンコー
  PRO1Dプロテクター 

「スタンダード」というイメージが定着しているケンコーPRO1Dシリーズのプロテクター。なんだか良さそうなイメージがあるものの、防汚性(汚れの拭き取り易さ&にくさ)はDHGとほとんど変わりません。

~参考写真こぼれ話~
PRO1Dプロテクター ケンコー

おでかけむすめ 48

ガラス面からの内枠の高さは2.5mm、外枠の高さは4mm、ネジ山の高さは2mm、外枠とネジ山を足した全体の厚さは6mm。☆52mm…2千円台前半 | ☆58mm…2千円台中半 | ☆77mm…4千円前後。

 

余裕があればDHGスーパーレンズプロテクトを

DHG スーパーレンズプロテクト マルミ
  DHGスーパーレンズプロテクト 

「スーパーレンズプロテクト」であればもはや買い替えの必要はなくなります。汚れの付きにくさはマルミやケンコーの高級品と変わりはなく、最初からこのレベルのものを付けていると汚れの映り込みに関する低画質失敗写真が減るはず。

~参考写真こぼれ話~
DHG スーパーレンズプロテクト マルミ

おでかけくん 48

初心者におすすめなのはこのフィルター。ガラス面からの内枠の高さは3mm、外枠の高さは4mm、ネジ山の高さは2mm、外枠とネジ山を足した全体の厚さは6mm。☆52mm…千円台後半 | ☆58mm…2千円台中半 | ☆77mm…4千円前後。

 

サブレンズ向けのプロテクトフィルター

おでかけむすめ 48

初級・初心者向けのプロテクター解説と同じ例示なのですが「低予算」のレンズ保護フィルターとして『PRO1D プロテクター』や『DHGレンズプロテクト』、「ちょっと良い物」として『DHGスーパーレンズプロテクト』の紹介になりました。ケンコーはロータスやクイント、ゼータやゼクロスなど、とにかく細分化してユーザーに高級品をいくつも買い替えさせる経営戦略のため、初心者はわかりにくいかも。

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