1章5項 防汚性高級プロテクターのメリット
[経験者向け]防汚・帯電防止コーティングのプロテクトフィルター
おおまか解説
上級フィルターは保護フィルターとしては高価なフィルターなので、半年程度カメラ経験をしてきた人向け。保護フィルターはカメラをたくさん楽しみたい人は上級品を使った方が楽&良い画質で同じ時間で枚数多く良い写真が撮れるモノです。
解説前の一枚
三重県の伊勢神宮のおはらい町を歩いた時にお立ち寄りした「赤福」の茶店での一コマ。写真を見るだけでお腹空きますよね(笑) この手の料理・食品写真はホワイトバランスを赤めにするのがポイント。青っぽくなるとマズそうに見えちゃうから。
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プロテクターのリアルな役割例
木の葉・木の枝との擦過
湿原散策や朝霧、天候が変わりやすい山歩き、生い茂る森の道など、カメラを持って歩くといつの間にか葉っぱや枝がカメラのレンズに触れていることがあります。ノーブランド物では汚れを拭けば全体にのびて曇りレンズ状態に。
海風・波しぶきからの保護
海辺は風が強く、波もざっぱんざっぱん。カメラのレンズフィルターにも点々と潮水の風が当たった跡が残っているものです。上級フィルターはガラス面で撥水しているので、ちょんちょん拭くだけですっかり綺麗。「コーティング」が違います。
山道の写真は群馬県の赤城山の頂上付近、海は千葉県銚子の犬岩です。景色の良い自然地域ではカメラをケースから出して持ち歩くことも多く、未舗装の狭い道を歩き続ける疲労もあり、木の葉や蜘蛛の巣などに接しながら歩いています。
フィルターが汚れるという事は…
レンズの汚れ=当然写る
いつの間にかにフィルターに付いた手脂。気付かずにそのまま撮影をすると、カメラを向けた方向によっては太陽の光を強く反射して白いモヤとして写り込みます。写真左下にかすかに白くモヤになっている部分が汚れ+日の光で浮いた画像。
上手い人=写真を気にする
前出の杉林と同じ日に撮った別の写真にも同じ部分にモヤが光っています。この時はノーブランドの格安UVカットフィルターを使っていました。当然、コーティングはされていません。家に帰るまで同条件の写真にはモヤが写り込んでいました。
最強保護フィルターEXUSレンズプロテクト
マルミの最高グレードのレンズプロテクト。優れた防汚性をもつコーティングに静電気を寄せ付けない帯電防止処理を施された一級品。常にレンズ前が綺麗な場合が多いので、主力レンズに本気でおすすめ。
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CP抜群のスーパーレンズプロテクト
汚れにくさ(汚れの拭き取り易さ)に重点を置けば、マルミのスーパーレンズプロテクトは性能・価格共に最高クラス。その上、価格も抑え気味でコストパフォーマンス抜群のプロテクトフィルター。ゼータやゼクロスを考える必要さえないかと。
ずっと使う保護フィルターは良い物を♪
高級品なので性能が良いのは当然なのですが、『EXUSレンズプロテクト』と『DHGスーパーレンズプロテクト』の2品がおすすめ。ケンコーや海外メーカーにもっと高いフィルターもありますが、値段以上の効果はありません。もし高価なフィルターがもっと安売りされていたとしても「汚れ」で苦労し続けることになるので誘惑に負けないようにした方が幸せになれます。