北海道にある百名山の利尻山。
登山はもちろん、山頂まで登らなくても麓まで行き、青い空を背景にそびえる山を見たり周辺の滝や渓流を眺めるおでかけにもおすすめ。
利尻山(利尻岳)の標高・場所・登山知識
利尻山はこんな山
利尻山は日本最北端の百名山。利尻島と礼文島、稚内の海岸などを擁する利尻礼文サロベツ国立公園の指定地域で、利尻山はそのシンボル的存在の名峰。
利尻島民以外はフェリーまたは飛行機で渡航する必要があります。フェリーの運航状況や運賃、稚内までクルマ、電車、飛行機、バイクで行くかから考え、宿泊や登山口までの移動方法などを把握しておでかけしましょう。
利尻岳:Mt.Rishi | Rishirizan Mountain
標高:1721m
山体所在地:北海道利尻島
登山口:利尻北麓野営場、見返台園地など
利尻山の主な登山口(登山道)と登山時間
■ トレッキングポール■ トレッキングパンツ
■ 登山ジャケット
■ 登山リュック
鴛泊コース登山口
北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字栄町国有林地内
利尻北麓野営場
片道約4時間~4時間30分前後
沓形コース登山口
北海道利尻郡利尻町沓形
利尻山見返台公園
片道約3時間30分~4時間前後
その他の登山口
鬼脇コース・利尻富士町鬼脇の林道
…など
利尻山へのアクセスとおすすめの登山口
利尻山のある利尻島は北海道最北端クラスの離島にあるため、陸路の場合は稚内港フェリーターミナルから海を渡り鴛泊(おしどまり)港へ。
また、利尻島には利尻空港があり、丘珠空港(札幌)や新千歳空港(千歳)からは飛行機で直行できます。
北海道以外の地域から利尻島へ行く時は丘珠空港・新千歳空港で飛行機に乗り換えるか、稚内からフェリーに乗るのがメインルート。
【関係リンクガイド】
ハートランドフェリー
新千歳空港ターミナル
札幌丘珠空港
利尻山の登山難易度・日帰り登山について
利尻山への登山時間は登りが4~5時間前後。下山時間はそれより短く、日帰り登山が可能です。トイレは携帯トイレブースのみ。
上陸するためにフェリーや飛行機の発着時間があり、登山口までの移動時間(タクシー)も含めて考えると当日来島・当日登山・当日離島(帰宅)のスケジュールはほぼ不可能です。
おすすめはテントを持参して前日来航し、登山口前のキャンプ場で朝早く登山を開始、フェリーや飛行機の最終便までに下山という計画。鴛泊港からの夏場のフェリーの最終便は17時半頃出航ですので、15時頃に登山口へ戻ってこられれば一泊二日で北海道本島内には戻ることができます。
日程に余裕のある人は初めから二泊三日で最終日は出航まで島内散策をする「旅行」を考えるといいかも。
利尻山の火山・噴火活動状況
編集時の確認情報(参考)です。各自気象庁の発表をご確認ください。
利尻山:活火山ランクC
常時観測火山:対象外
※危険度は【A(桜島)>B(富士山)>C(八甲田山)>無印火山】
現在の噴火警戒レベル-気象庁
気象庁の火山観測・監視体制-気象庁
火山噴火予知連絡会による火山ランク-wiki
常時観測対象の火山-wiki