富山と岐阜にある百名山の黒部五郎岳。
登山はもちろん、山頂まで登らなくても麓まで行き、青い空を背景にそびえる山を見たり周辺の滝や渓流を眺めるおでかけにもおすすめ。
黒部五郎岳の標高・場所・登山知識
黒部五郎岳はこんな山
黒部五郎岳は富山県と岐阜県にまたがる飛騨山脈の百名山。
黒部(地域)の「岩がゴロゴロした山」が名前の由来で別名中ノ俣岳。最短ルートでも片道9~10時間を見込む道のりのため、事前に山小屋を把握して登る上級者向けの山です。
黒部五郎岳:Mt.Kurobegoro | Kurobegorodake Mountain
標高:2839m
山体所在地:富山県富山市、岐阜県高山市・飛騨市
登山口:飛越トンネル(飛越新道登山口)、有峰林道(折立登山口)、新穂高ロープウェイ新穂高温泉駅(新穂高温泉登山口)など
黒部五郎岳の主な登山口(登山道)と登山時間
■ トレッキングポール■ トレッキングパンツ
■ 登山ジャケット
■ 登山リュック
飛越新道登山口
岐阜県飛騨市神岡町打保
飛越トンネル登山口駐車場
片道約9時間前後
折立登山口(薬師岳登山口)
富山県富山市有峰折立
有料道路有峰林道折立キャンプ場
片道約10時間前後
新穂高温泉登山口
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂
右俣林道登山口・穂高平避難小屋
片道約13時間前後
黒部五郎岳へのアクセスとおすすめの登山口
北アルプス・飛騨山脈の山々の中でも到達しにくい山奥に当たるのが黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳の三座。このうち黒部五郎岳は縦走ではなく単独で往復するだけの日程にすることで総合的な難易度や心理的なハードルが低くなります。
…と言うのは「鷲羽岳~黒部五郎岳」間が片道6時間前後かかるので、鷲羽岳・水晶岳に縦走するとプラス二泊ほど日程が延びてしまうことになります。
黒部五郎岳単体の登山でさえ、片道9~10時間ほどかかり、一泊は確定的。登山初日前夜に前泊すれば二泊三日になります。
鷲羽岳・水晶岳に登るついでに黒部五郎岳へ…のルートであれば、自然に縦走登山ができますが、目標が黒部五郎岳の場合は飛越新道登山口か折立登山口からの往復登山がおすすめ。
飛越新道と折立登山口からの主な山小屋は【飛越新道】北ノ俣避難小屋、黒部五郎小舎、【折立】折立キャンプ場、太郎平小屋。
【関係リンクガイド】
黒部五郎小舎
有峰林道
折立キャンプ場
黒部五郎岳の登山難易度・日帰り登山について
黒部五郎岳への登山時間は飛越新道登山口から片道10時間前後、折立の薬師岳登山口から片道10時間前後のため日帰り登山はできない山です。
飛越新道から神岡新道ルートの場合、北ノ俣避難小屋は宿泊用の山小屋ではないので一気に黒部五郎岳へ登り、その先の黒部五郎小舎まで2時間進まなければなりません。
一方の折立の薬師岳登山口ルートの場合、登山口までの有峰林道が夜間はゲート閉鎖しているため、夜明け出発のためには登山口のキャンプ場や車中泊で前泊する必要があります。
以上の情報を基に、登山計画を進めてみましょう。
黒部五郎岳の火山・噴火活動状況
編集時の確認情報(参考)です。各自気象庁の発表をご確認ください。
黒部五郎岳:活火山ランク無し
常時観測火山:対象外
※危険度は【A(桜島)>B(富士山)>C(八甲田山)>無印火山】
現在の噴火警戒レベル-気象庁
気象庁の火山観測・監視体制-気象庁
火山噴火予知連絡会による火山ランク-wiki
常時観測対象の火山-wiki
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