台風が来るのはいつ頃?注意報や台風について

南大西洋の熱帯低気圧(台風)

地軸に傾きのある地球。北半球では7~9月頃が夏~秋。そんな「夏・秋」の季節に太平洋と隣り合わせの日本には台風が襲来します。

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台風シーズンの事前調査

旅行やおでかけ、夏旅や秋旅行の時に台風が直撃をすると電車が止まったり、がけ崩れで道路が封鎖されたり、おでかけとは相性が悪い台風。

「台風シーズンっていつ頃だっけ?」という人向けに台風関連の雑学や統計を調査・解説します。

台風ってなんじゃらほい?

台風の定義は最大風速が秒速17メートル以上の熱帯低気圧。熱帯低気圧は熱帯・亜熱帯地域で発生したぐるぐる。温帯低気圧はちょっと涼しい場所のくもくもゾーン。

日本に台風が上陸するのは8月・9月

自転車で旅をする人


台風が日本に上陸する年間平均上陸数が一番多いのは8月で平均上陸数は0.9個。9月が0.8個、7月が0.5個。でも、「平均の上陸数」のため、アバウトです。

気象庁の統計ページ
台風の平年値
台風の上陸数
台風の平年値

ちなみに沖縄には「接近」しても「上陸」の統計は存在しないそうです。

2015-2017の3年分の沖縄を除いた北海道・本州・四国・九州への「接近数」に注目してみると…

2017年-7月→1、8月→1、9月→1、10月→2
2016年-7月→0、8月→5、9月→3、10月→1
2015年-7月→2、8月→1、9月→2、10月→0

…自然現象のため、年によってバラバラで「運」です。上旬・中旬・下旬などの区切り予想もカミサマ以外はわかりません。

台風の当たり年だった2016年には8月に5つの台風、9月に3つが日本に接近・掠めていきました。

台風の浅ーい雑学

宇宙から見た台風

さて、考えても「いつ来る予想」は不可能なため台風の雑学に話題をすり替えます。

台風は太平洋生まれ&育ちのぐるぐる。大西洋ではハリケーン、インド洋ではサイクロン。

台風1号はその年に赤道付近で発生したニューイヤー第一号の台風。季節的に日本には来ませんが赤道付近の気候は一定のため、1月でも12月でも年がら年中、熱帯低気圧が台風化していますし、日本で年末年始の時に南半球は真夏。

毎年20~30程度の台風が発生して地球の気流や自転にまかせて流れていきます。

その台風のうち、8・9・10月頃、3~5個ほどの台風が日本めがけて「カミカゼ」して来ます。

鎌倉時代に元寇の船を沈めた2度の「神風」は暴風雨(台風)の嵐と推察されているとかいないとか。

台風関連の警報・注意報について

八幡平アスピーテラインを走る自転車

さて、時代は変わって現代。ある時は神風、ある時は恵みの雨をもたらす台風ですが、規模や進路まである程度予測をすることはでき、注意報や警報という事前の注意喚起情報を知ることができます。

年々、台風のエネルギーが増してきているとは言え、台風だけはピークがせいぜい通過待ちの12~24時間程度のお話のため、最上級の特別警報はそうそう出ません。

以下は一般に発表される注意報のうち、雪や低温や地震などを除いた夏関連の注意報を抽出掲載。

台風関連の注意報

  • 強風注意報
  • 大雨注意報
  • 濃霧注意報
  • 雷注意報
  • 高潮注意報
  • 波浪注意報
  • 洪水注意報

このうち、台風関連は強風・大雨・雷・高潮・波浪・洪水注意報ですね。

気象庁は注意喚起(ここまで)がお仕事。

漁業や警備や旅客運搬や建築作業、林道や登山道の管理などの業種によっては気象庁の警報や注意報で対応が変わる職種もあると思います。

台風上陸の予想が休日に重なった時は「入手できる情報を基に自己判断」に努めましょう。

防水 リュック
防水 デイバッグ
防水リュック タイチ

完全防水系のリュックは雨が浸み込まない素材で作られています。

構造上デザインは画一的ですが実用性は万全。雨天でも走行するバイク用品メーカーの方がダークホース的に有能だったりも。

暴風で強行するのはクルマの人

菖蒲ヶ浜キャンプ場のテント

クルマの人は冠水道路に突っ込んだり荒れた海を見に海岸まで行くような自己判断は要注意。

バイクツーリングの人は台風が来るまでに帰宅、またはネットカフェや道の駅などで通過するまでの間、一日日程を潰すのがおすすめ。キャンプはまともにテントの外に出られないため、中止した方が良いです。

台風一過の空に期待しつつ、台風の通過準備をしていきましょう。

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