一人旅・一人歩きで寂しい思いをする行先、しない行先

美ヶ原高原の女性ライダー

近年、老若男女の未婚者数の割合が増加しています。男性だけでけはなく「老若男女」なので、女性も「同数」いるはず。

メディア広告が支配してきた時代もネットやSNSの個人発信の数には敵わず、メディア側に都合のいい誘導ができなくなりました。

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どこかへ出掛けたい時に読んでおく【一人歩き】のあなたへ

メディアの消費誘導の仕組みが通用しなくなった現代、価値観も時代も変わってきているのでお気楽にいきましょう。(*^▽^*)

全国的に写真を撮影するおでかけをしてきたナビゲーターが写真を見ながら感じた「寂しい気持ち」と「一人でも楽しめた気持ち」を基にちょっぴりアドバイスしていきます。

寂しい一人旅先1・東京の有名スポット

上野公園の西郷隆盛像

東京都内に限ったことではないのですが、ほとんど興味がないのに「有名だから」と写真を撮りに歩いた場所の写真は、後々何も残らずに「何しに行ったんだろ…」の思いばかりが残ります。

「東京」を(代表的に)名指ししたのは「集客事業の話題の場所」が多いから。カップルや家族連れを見て凹むのもありますが、それを気にしない世代やそれ以上に「ただのビジネスに乗せられた人」になってしまうんです。

「東京の有名なスポット」は、人々でごった返していますし、一人でおでかけすると数年後に思い出すこともない(思い出したくない)場所になりやすいかも。

都内の興味も歴史もない場所を歩く謎のおでかけ

東京スカイツリー

少し例示すると、上野公園、スカイツリー周辺、官公庁街と皇居周辺、お台場、浅草寺、東京タワー、新宿都庁など。

(ご近所・地元東京住まいの人の「おでかけ」は除く)

北海道や九州から都内を見て回る人は別ですが、関東人が一人歩きで東京散策をすると、たぶん(虚しさで)老けます。

東京は全域が人工的な集客の商売地。歴史や由縁のない有名スポットに一人で行っても「何しに行ったんだろう?」の思いが強く残ると思います。

東京と対比される大阪の場合は、そもそも日本の歴史が詰まった場所。

京都~大阪間も電車で30分。東京から横浜までの時間と同じですが、千葉・埼玉・神奈川は秩父や丹沢山を除けば山や森もない住宅都市で関西とは事情が違います。

寂しい一人旅先2・中途半端に田舎な場所

海岸を歩く夫婦

「大きな都市が近くになるのに寂れているような地域」へ「あてもなく探索」すると、結構キツイです。そこにお住まいの人は「日常」なので全然良いんです。

東京の有名スポットと違い、人が少く自由度が段違いなので散策・探索しやすいのですが、比較的近い場所が普通に都会なのにとても寂れている地域はおでかけ先候補から外した方がいいです。

距離的に田舎ではないのに過疎っている場所をウロウロすると帰宅後に無口になりやすいです。わかりやすく言えば、関東の田舎より東北の田舎へ行った方が良いよ!…というお話。

国道一本で明るい街につながっているのに落差が激しいという訪問者側の印象・心理が大きいのですが、訪問者が自分である以上、中途半端な田舎よりちゃんとした田舎を楽しんだ方が良いです。

海の地域は付け根が賑やかな「半島」系など進めば進むほど寂しい場所は要注意。

大きな視点では房総半島や伊豆半島や紀伊半島の沿岸、山口県の日本海側など。

青森の津軽・下北半島、鹿児島の大隅・薩摩半島などは日本の端っこ(もともと田舎)を理解しているので心理的に気楽なのですが、昭和やバブル期のお金が余っていた時代に盛り上がろうとした「有名地」は…。

寂しい一人旅先3・ただの大きな商業地・商店街

横浜赤レンガ倉庫

地元の人ならいいんです。(↑横浜の赤レンガ倉庫です)

でも、有名な場所と刷り込まれて遠くから行ってみた・時間を作って立ち寄ってみたらお店が並んでいるだけの場所だったというパターン。

小京都や小江戸・古い町並み的な地区、中継休憩施設の道の駅は一周するのは楽しいけれど、行った先がガッツリ商店街だと残念なおでかけになります。

当然なので割愛していますが「遠方のテーマパーク」も一人で行く場所ではありません。

古い町並みの保存地区や大きな神社の参詣道もお店が寄り集まった通りなのですが、場所自体に歴史があるので収穫はあります。

一方、集客目的で作られた施設は一人歩きのお立ち寄りには向いていません。

(上野のアメ横・倉敷の美観地区・浦安のイクスピアリ・横浜中華街(神戸中華街は異人街があるのでOK)・お台場海浜公園・各地の駅ビルなど)

寂しい一人旅先4・全国的に有名な大きなお祭り

小さな赤いヘビ

ニュースになったりする御神輿わっしょい的な地域のお祭り

神道の神事の流れをくむお祭りなのですが、実際は「住んでいる地元の人々のイベント」であって一人旅で立ち寄っても最初から最後までロンリーな部外者です。

お祭りって、学校の文化祭と同じように内輪のイベント。主催側に知り合いがいなければ遠巻きに「ソイヤソイヤ」や「テキヤ」のビジネスマンたちを眺めるだけの部外者。

お祭りは自分の「ふるさと」であれば思い入れがあるものですが、有名だから縁のない人が一人で見に行ってもあまり意味がありません。

「一人のおでかけ」の場合は「おでかけの目的」にしない方が良いと思います。

七夕まつりやイルミネーションなど飾り付けメインのお祭りなら(写真も楽しめるので)いいのですが、「わっしょい・そいやー・よさこい・だんじり・御柱」などのお祭りは一人観光は微妙です。

一人のおでかけは自分の欲と理由を最優先に考えよう

細岡展望台からの釧路湿原とカメラマン

上の写真は釧路湿原。写真のおっちゃんは知らない人。( *´艸`)

自分もこんな風に写真を撮りに海を越え「誰もいない湿原を撮りに」バイクを走らせました。陸路です。

そんなスケールのお話ではないのですが、「おでかけ」って自分のしたいことが明確な人ほど、一人でも楽しいんです。写真のおっちゃんも一人でクルマで来てました。

グルメやお酒が目的な人もOK、登山やキャンプが目的な人もOK、神社仏閣や温泉巡りが目的もOK、一人歩きでも無人の山地を歩く人でも自分の情熱(したいこと)を叶えている瞬間の人はとても活き活きしています。

単身のおでかけ、前向きに行こう♪

家族のいる人は自分の情熱(したいこと)を描くこともできません。

そう考えたら自分の目的を作って一人でおでかけする人々が、もっと気軽に、もっと幸せそうに、過ごせるんじゃないかって思ったり願ったり。「趣味や目的やしたいこと」をベースにすると良いですよ。

一人でつまらない思いをして過ごしている人に、笑顔の目覚めがありますように!

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