気象庁の統計から平年の梅雨入り日・梅雨明け日がいつ頃なのか調べてみました。
日本各地の「平年」の梅雨入りと梅雨明け
ちなみに平年とは「普通の年。突出して高くも低くもない普通の年と同程度であること。」とのこと。
気候変動が著しい昨今ではあてにはなりませんが目安にはなりますよね。
沖縄の梅雨入りと梅雨明け【平年日】
梅雨入り:5月9日頃
梅雨明け:6月23日頃
ほぼ台湾北端と同じ緯度にある沖縄。気候も梅雨入り・梅雨明けも別格です。ちなみに沖縄の海開きは3月下旬。
九州南部・九州北部の梅雨入りと梅雨明け【平年日】
九州南部の梅雨入り:5月31日頃
九州南部の梅雨明け:7月14日頃
南北に長い九州島。九州北部と四国が同緯度でだいたい同じなので北部は下記の四国とまとめます。
九州北部・四国の梅雨入りと梅雨明け【平年日】
九州北部の梅雨入り:6月5日頃
九州北部の梅雨明け:7月19日頃
四国の梅雨入り:6月5日頃
四国の梅雨明け:7月18日頃
熊本と室戸岬、北九州と今治が大体同じ緯度。
中国・近畿・東海・関東甲信の梅雨入りと梅雨明け【平年日】
梅雨入り:6月7日頃
梅雨明け:7月21日頃
ほとんど同時期に梅雨入り・梅雨明けとなるので全地域ひとつでまとめました。
北陸・東北南部の梅雨入りと梅雨明け【平年日】
北陸の梅雨入り:6月12日頃
北陸の梅雨明け:7月24日頃
東北南部の梅雨入り:6月12日頃
東北南部の梅雨明け:7月25日頃
北陸は中部地方の中の新潟、富山、石川、福井の4県。南東北は宮城、山形、福島あたり。
東北北部の梅雨入りと梅雨明け【平年日】
梅雨入り:6月14日頃
梅雨明け:7月28日頃
青森、岩手、秋田県あたりの梅雨入り・梅雨明け。
北海道の梅雨入りと梅雨明け【平年日】
統計上、北海道に梅雨はありません。
台風も北海道に着く頃には温帯低気圧に。
梅雨は、春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、日照が少なくなる季節現象です。梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
気象庁-梅雨入りと梅雨明け
日本の「雨季」が梅雨
日本の梅雨は、ちょうどその時期に日本の上空に梅雨前線が停滞しやすい気圧配置になるため長雨になります。この時期は旧暦の五月に当たることからかつては「五月雨(さみだれ)」の時期とも。
中国語(台湾)でも「梅雨」と書き、意味も通じる言葉です。
梅雨明けから台風の時期まで
梅雨が明ければ夏の始まり。近年では数十年前の夏とは比べ物にならない気温になりましたが、とにかく夏の始まり。時々雷を伴ったゲリラ豪雨も発生しやすい夏ですが、台風よりはマシですよね。
強烈な台風が日本に上陸するのは8月下旬から10月上旬。こちらも梅雨同様、毎年の気候変動的な異常気象で「例年・平年」があてになりませんが、ひとまず目安にして隙があればおでかけしていきましょう。