恐山霊場 概要&見どころスポット [青森県]
恐山霊場 お散歩特集
恐山は登山の山ではなくお寺(恐山菩提寺)の境内を訪れるお出掛け。菩提寺には地獄と呼ばれる火山性の噴気地帯があり、下北半島に伝わる亡くなった大切な人への思いが仏教的世界観と結びついている場所。
恐山霊場 アクセスマップ
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恐山霊場のおでかけなび
こんなところ | 1-恐山霊場の概要と見どころ |
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2ページ目 | 2-恐山霊場散策例 宇曽利湖&恐山菩提寺 |
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3ページ目 | 3-続・恐山霊場散策例 地獄巡り&極楽浜 |
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日本三大霊場 恐山霊場へ
初めての恐山へ
国道279号から県道4号へ入り木々で覆われたくねくねの登り道を進みます。山道の薄暗い舗装道路の途中には意味ありげなお地蔵さんがあり、異界へのゲートのように現れる「恐山霊場」の額束を通り過ぎていくと宇曽利山湖へ。
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恐山霊場ざっくり解説
宇曽利湖
宇曽利湖(うそりこ)は下北半島にあるカルデラ湖。恐山に向かう際に必ず目にする静寂に包まれた湖です。恐山は活火山のため、湖底からは火山性の温泉成分が湧いているのか、魚類は酸性に耐性を持った特殊なウグイしか生息していません。
恐山菩提寺
正式名称は菩提寺(ぼだいじ)。恐山霊場にあるお寺…というより、恐山霊場発祥の大元はこちらのお寺さんなのです。862年(貞観4年)天台宗の僧円仁が仏教的な地獄の情景をこの地に感じ、「霊場」として創建したとされています。
恐山温泉
恐山円通寺境内にある温泉で、「古滝(こたき)の湯(男性)」「冷抜(ひえ)の湯(女性)」「薬師(やくし)の湯(男女交代制)」「花染(はなぞめ)の湯(混浴)」の4つの湯小屋が存在する。いずれも無料で入浴可能である(恐山への参拝料はかかる)。また宿坊には内風呂と露天風呂がある。全て源泉掛け流し。[wikipedia-恐山温泉より]
霊場「地獄」
菩提寺の奥に「地獄」と呼ばれる火山性地質の噴気地帯があります。地獄は火気厳禁の禁煙地帯。俗にいう「地獄巡り」は、ここから先の地獄になぞらえた荒涼とした場所を歩くことです。
賽の河原の積み石
冥途の三途の川のほとり。子供の霊は親不孝の罰として小石を積み上げて塔を 作ろうとするが、絶えず鬼にくずされるという。現実世界にそれがあるというのは…子供を亡くした方が我が子を想いお手伝いをして積まれた光景なのかもしれませんね。
お地蔵さんと風車
恐山の地獄の光景にひそやかに回り続けるかざぐるま。その秘密は慈悲のお地蔵さんと子供の霊。小さな子供への供養のお供え物なのでしょう。
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恐山霊場おでかけなび
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青森県を少し歩こう。
青森県
全般に日較差は小さく、岩手県などと比べても寒さは厳しくないが、青森市の酸ヶ湯(標高890m)は日中の気温が低いことで有名であり、1月の平均最高気温は−5.5°Cにしかならない。また、日本有数の豪雪地でもある。[wikipedia-青森県より]
東北地方も歩こう。
東北地方
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県を指す。これら6県は、本州の約3割の面積を占める。東北地方は東日本に位置するが、気象や歴史地理学などでは北海道と一緒に北日本とされる。[wikipedia-東北地方より]