必要最小限のソロキャンプのお話。キャンプ未経験者向けのキャンプ場で寝る&帰る朝のあれこれを解説します。
簡易宿泊施設であるキャンプ場でのキャンプは基本的には横になって寝るだけ。特にソロキャンプの場合はテントの中でマッタリしているうちに普通に眠くなっていきます。
陽の長い夏場は19時半頃に「夜」。暗闇の中夕食を食べる人々も21時頃には歓談をやめ、テント内でお休みするのがベター。
■ 少人数用テント■ 寝袋
■ ランタン
上記がキャンプで必要な三種の神器。少人数用テントは「ツーリングテント」のキーワードで検索設定しています。
山地域は寒くないように寝袋&ランタンを準備
キャンプ場の夜、足元は暗いのでLEDライトは必携。基本、暗くなったらテントで横になって過ごすのみ。明日の行動の計画でも立てたり寝袋でスマホを眺めているうちにいきなり眠くなっていきます。
テント内でのライトになるLEDランタンのお話は別ページにて。
夜のテントはちょっぴりわくわくの静かな時間。外の人の話し声はキャンプ場のテント内の人全員に聞こえているので静かに過ごしましょう。
夏用の寝袋、春秋向けのキャンプ用品、ロールマットやインフレーターマットについても別のページで解説します。
とりあえず夜の過ごし方をイメージしてウキウキのテント内キャンプを想像してみましょう。
お休み空間の夜のテント内(荷物は少なめに)
通常、他人のテント内をのぞき込むことは不審人物になるので、知り合いにキャンプ経験者がいなければイマイチイメージしにくいと思います。
写真はイーグルツーリングドームII
スペース的には210×120cmの空間。一人用の封筒型寝袋の横幅は75cmほどですので、寝袋を敷いて差し引いた荷物置きスペースは210cmm×45cmとなります。
オートキャンプ(クルマ)の人は不要な物や邪魔になるものはクルマに収納してしまえばいいと考えて多くのキャンプ用品を並べる傾向がありますが、登山口のキャンプ場などでは出発時間が遅れる荷物になるのでご注意を。
雨の心配が無い天候でも昼夜の寒暖の差により発生する「夜露」で屋根の無い場所は朝にはべっとりと濡れますので、基本的に荷物はテントの中に置いて就寝します。
引っ越しキャンプにならないように気を付けましょう。
【ちなみに】キャンプ場の夜の実際
上の写真はキャンプ場のソロキャンプで夜にお湯を沸かしているところ。バイクキャンプなのになぜか「ナベ」を持って行っているのはマニアックなのですが、日没後のキャンプ場は暗闇になっていきます。
・・・で、暗闇にテントの光がボ~っと浮かび上がるカッコイイイメージ写真を撮るのは簡単なのですが、【実際】は下のようなリアルです。
バーベキューをしたい人は日没前に終えるのがおすすめ。一人キャンプの人はカップラーメンでも全然構いません。なぜなら食べた後、ソロキャンプの人は一人なので普通は食べたらテント内で横になるもの。
暗闇の外でランタンを置き、テーブルの前に一人で1~2時間座っていないのでイメージに注意しましょう。
お弁当やおにぎりを夜食にしてもいいのですが、お湯が沸かせる器具+携帯食があると安心感が違います。
ソロキャンプ向けのキャンプ場の朝の過ごし方
外は日の出前から周りが見えるほど明るくなっています。場所によっては日の出からテントを撤収して出発する人もちらほら。登山や観光へ行くのがメインの人は長居しなくてもOK。
朝のお目覚め。トイレへ行き、おしっこ。歯ブラシとタオルで洗顔したり歯磨きしたり。早く出発したい人は荷物整理とゴミをまとめ、必要の無くなった物は車やバイクに移動しましょう。
せっかく遠出した景色が目の前にあるので、ささっと出発してコンビニや自動販売機でコーヒーを買い、次の観光地へ向かった方が良い人も。登山や湖は早めのスタートがおすすめ。
湖や海岸や渓流など、キャンプ場自体がのんびりできるロケーションの場合はコーヒーでも煎れましょう。
テントの撤収とキャンプ場の退出
目の前には目的の山や観光名所。夜露に濡れたテントは時間がある人は朝日に当てて乾かすのがセオリーですが、とりあえずタオルで拭き取ればOK。7時から8時へ…時間はどんどん経過していきます。
スクーターのシート下に入れたソロテントです。
グラウンドシートも入ってます。防寒着や寝袋やランタンはリアボックスや背負ったリュックへ収納し、道路を確認したらキャンプ場を出発。
キャンプ場に返すものがある人は事前に退出時のことを聞いておく
駆け足でしたが、バブリーではない新しいキャンプの解説でした。
キャンプ場の中には「キャンプ用品のレンタル」をしているキャンプ場もあり、ランタンや寝袋を借りる人もいるかもしれません。おそらく先払いです。
朝の出発が早い人は「退出の際の返却方法」をキャンプ場の人にあらかじめ聞いておきましょう。