ある年の夏の日、はるばる本州からバイクで到達した宗谷岬。
一人歩きの小さな旅をはじめましょう。地元の人は日帰りでウロチョロしに行ってみよう。
最高の旅気分が味わえる日本最北端の宗谷岬
地元の人にとっては何もないただの岬なのかもしれない。
でも、そこは1億2千万人の日本人にとっては特別な岬。北方領土という特殊なケースを除けば日本最北端・日本の最果ての地が北海道稚内市の宗谷岬。
ある夏の日、125ccバイクで目指したのは宗谷岬。
雪国であり、広大な原野が続く北海道ではバイクは実用的ではないため、北海道内で見かける二輪車の多くは北海道以外のナンバーの旅人。
北海道に上陸した時から、すれ違うバイクの対向車が手を振って「挨拶」をしてくることに気付くのは、それを知らずに何人ものハローライダーを無視てしまった後かもしれない。
到着と言うより到達。この宗谷岬は北海道民ですら遠い最果ての岬。
宗谷岬前には駐車場があり、数軒のお土産屋さんや食堂、ガソリンスタンドなどがある。いずれも日本最北端のお店。
さて、ポエム的な旅情レポートはこの辺までで観光気分で宗谷岬周辺を散策してみましょう。(‘ω’)
宗谷岬の周辺地図
宗谷岬から樺太(サハリン島)までは約43 kmの距離があり、晴れた日には島の姿を見ることができる。周辺を宗谷岬公園として整備しており、日本最北端の地碑はじめとする記念碑、祈念碑、慰霊碑などが点在している。
wiki-宗谷岬
宗谷岬への道路は宗谷国道・オホーツクラインと呼ばれる国道238号がメインルート。道路を挟んだ南側は宗谷丘陵と呼ばれる丘になっており宗谷岬展望台や宗谷岬灯台があるほか、いろいろなモニュメント。
日本最北端・宗谷岬をお散歩しよう
宗谷岬前の駐車場。写真の奥方向に宗谷港という日本最北端の小さな漁港があり、最北端の郵便局や最北端の小学校があったりします。
…とは言え、その地域を過ぎれば数十キロに少し集落があるかどうかの世界。
本来は「こういうモノがあります」とソレそのものを見てしまうとロマンが無くなってしまいますが、陸路であれば知っていても長い旅路の終着点。
自分の目で日本から樺太を見に行ってみましょう。
宗谷岬に居るのは間宮林蔵さん。ついこの間まで続いていた江戸時代(1800年代)、チョンマゲ頭で脇に日本刀を帯刀した江戸幕府の測量士が間宮林蔵。
宗谷岬どころか樺太まで渡りった幕末の探検家。樺太島の北部まで行き突き止めて日本の国境の標柱を建てたそうです。
日本最北端の駅・稚内駅から宗谷岬までは31km。
宗谷岬自体にはキャンプ場はありませんが、稚内駅近くの稚内森林公園キャンプ場が無料キャンプ場なので、テント持参で稚内駅周辺を拠点にしてみるといいかも。
宗谷岬公園から宗谷岬を眺めてみよう
宗谷岬から道路を挟んだ内陸側はモコっとした高台になっています。
長旅をしてきた旅人さんにはちょっとキツイ登りですが、実は上にも駐車場があったりします。
紅白のストライプは宗谷岬灯台。
初代は明治18年、二代目が明治45年、昭和29年に改修されて今の宗谷岬灯台になったとか。
旧海軍望楼とのこと。
詳しく知りたい方はウィキペディアへ。
関係リンクガイド
【おでかけ関連リンク】
宗谷岬-wiki
宗谷岬灯台
稚内森林公園キャンプ場
稚内フェリーターミナル
稚内空港
【周囲の道の駅】
道の駅 わっかない
休日ミニ旅ノート「宗谷岬」編でした。
まだ行ったことない人は観ちゃダメ
YouTubeの宗谷岬のおでかけ散策動画をピックアップ!観光地動画は「そのものズバリ」なのでまだ行ったことの無い人は見ちゃダメー。
日本最北端は特別な場所。一生に一度のおすすめスポット。