テントをどう選ぶかわからない人&一人キャンプのソロキャンプ向けの「テント」のお話。
キャンプ場のあれこれはわかってきたけれど、テントって人が寝てるから近付けないし、張り方を教えてくれる人もいない。
大丈夫。気軽に参考にしてみてください。
■ 少人数用テント■ 寝袋
■ ランタン
上記がキャンプで必要な三種の神器。少人数用テントは「ツーリングテント」のキーワードで検索設定しています。
買うつもりでテントを研究してみよう
形状的にはテントは「ドーム型」が主流。個人用テントにはトンネル型のテントがあるのですが、広々としているキャンプ場では畳一畳分くらいのスペースで寝る必要はありませんので一人キャンプのソロの人もドーム型がおすすめです。
テントを探す目で見た時「スクリーンタープ」が目に留まるかもしれません。良く海水浴場で使われるアレは『日よけ・目隠し』。アメリカの家の庭にありそうな「布の仕切り」なので要注意。
いきなり全力での解説を進めていますが、『ドーム型テント』・『スクリーンタープを間違って買わない』の二つのポイントだけで、目的のテントのジャンルがハッキリしてきます。
■ 少人数用テント■ スクリーンタープ
バイク・一人キャンプはツーリングテント
ツーリング=個人携帯モノ。
一人キャンプ(ソロキャンプ)も全肯定のおでかけなび。個人一人一人が持って移動するサイズのテントを検索したい時はツーリング テントと検索すると家族キャンプテントが弾かれます。
おでかけなびの場合はノースイーグル ツーリングドーム
ワンタッチテント
参考までに、このテントを選んだ時の決め手は38cmの収納サイズ。そのほか、小さな雨除け空間になる前後の入り口と天井にあるベンチレーター(通気口)。
■ ツーリングテント家族・オートキャンプは部屋で横になって把握
収納や重量に気を遣わないクルマのキャンプの場合、自宅の部屋で必要な空間を設定して横になったスペースをメジャーなどで測り、その広さを参考にテントを探しましょう。
テントの商品説明の「2~3人用」の表示についてどの程度か悩んでいても答えは出ません。(;^ω^)
大人のソロキャンプはシュールに寝泊りだけとしても、小中学生の子供に「キャンプは寝るだけ」というのもちょっとかわいそう。あれこれ設置することが予想されるので、設営や撤収に時間がかからないテントを。
「ドーム型テント」はキャンプ用テントの少人数向けのツーリングテントと数人・ファミリー向けのテントはサイズ感が異なるだけでテントの張り方自体はどのテントもほとんど同じです。
多人数キャンプはタープが便利
タープは防水布の屋根。
ソロキャンプでは大きな荷物を設置して野外に一人でボーっとする時間自体が少ないのであまり必要ではないのですが、数人~多人数のキャンプでは逆にみんなで来てそれぞれのテントに引きこもるおでかけは気を遣うばかりで意味がありません。
子供連れのファミリーキャンプではテーブルとランタンを囲んで歓談する時間の割合が多くなり、テント内に入りきらないキャンプ用品を夜露から守る意味でも「タープ」が活用されます。
タープの立て方は支柱用のポールをロープとペグで立て、タープ自体をハンモックのように天井化します。テントの入口前にタープを張ると入口付近に屋根ができるので活動スペースが広くなる効果があります。
■ タープ登山用テントは超軽量タイプのテント
テントの種類という観点で見た場合の最上位のテントは「登山用テント」。登山用テントと「キャンプ場テント泊」用のテントの違いは登山用テントが徹底的に軽量化されたテントであるということ。
ジャンルとして「線引き」をする重さの数字があるわけではありませんが、5千円~1万円で販売されている通常のテントは重さが2~3kg。登山向けのテントは2kgを切る軽さの素材が採用されています。その反面、価格は1万4000円~2万円台。
登山テントを最上位と表現したのは軽量テントのため「活用の場&応用が効く」テントのためです。
登山リュックに入れて2kgの負担で背負って携行できるテントを選んでいた場合、天空の山小屋前のテント場で朝日を見る山登りが楽しめます。
登山用軽量テント
クルマに頼りきりのオートキャンプの人が後々気になってくるのが登山用の軽量テント。
大勢がバーベキューをするだけのキャンプ場から、車で登山口へ行き、本当の自然の中で朝を迎えるおでかけに目覚める最初のアイテム。
■ 軽量登山テントテントは基本的には滅多に買い替えないため、後々、重さの軽いテントの有難みを知った時は「もう使わないテント」と「さらに高いテント」をふたつ所有することになります。かつては数万円もしていた「テント」の価格も下がっているので、今テントを持っていない人は軽量テントがおすすめです。
バイクの人は軽量化と実用的アイテムを楽しもう
積載容量無制限のクルマの人と違い、バイクの人は「積めるかどうか」がキャンプ用品の選考基準。
バイクツーリングや自転車キャンプ、登山キャンプの人は軽量化や積載・携行・雨天時の対応など「それまでの行程の全て」を楽しむ遊び方。
車の人は雨天対策も含めた「到着するまでの行程を楽しむ」多くの楽しい要素を失っているので、車で到着するだけの観光地巡りではなく、時々キャンプや登山をおでかけに取り入れてみましょう。