キャンプのバーナーの選び方例【キャンプ】

キャンプ場の調理・加熱器具 カセットガスバーナーのお話。

キャンプでの夜ご飯はどうする?コンビニ弁当でも良いけれどお湯を沸かせる小さなバーナーはあっても良いです。

コンロ・バーナーの選び方と使い方例のご参考に自由なキャンプを楽しんでみてください。

シングルバーナー
薄型カセットコンロ
クッカー
コッヘル

上記はソロキャンプ的な料理や調理系+アルファのキャンプ用品。テーブルやイスなどは別ページにて。

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バーナーって必要なの?BBQじゃないとキャンプじゃない?

昔はバーナースタンドに載せたホワイトガソリンバーナーや、専用のガスカートリッジを使ったシングルバーナーがキャンプっぽい持ち物でしたが、コンビニには弁当やおにぎりが並んでいる現代、料理をしないキャンプでも全然OK。

・・・え?キャンプって普通、何人かで行ってバーベキューとかするものだろ?w

・・・と、思っている人が多いかもしれませんが、基本的にはキャンプ場は「素泊まりの野外ホテル」のようなモノなので、旅行に来てわざわざ食材を買って自炊する時間を作らない人もいるわけです。

でも、バーナーを買ってみました。

最初に行ったのはバーナーを持たないお菓子キャンプ。ところが夜にはお腹が減り、空腹に耐える眠れないキャンプに。『せめてお湯が作れたらカップ麺食べれるのに…』という流れでバーナーについて調べ始めたのです。

検索する時は「シングルバーナー」で出てきます。

シングルバーナー
ツーバーナー

お湯を沸かしてゴハンが作れる安心感

写真はイワタニの「カセットガス ジュニアバーナー」。CB-JRB-2時代の購入物です。システムや機能が10年でも20年でも変わらないので時々改良版のように名前を変えてパッケージを新しくしています。

上述のように機能は古代のモノとほとんど同じ。「カセットガス」がある限り、これ以上変わりようがない最終進化形態なんですね。

ジュニアコンパクトバーナー

汎用性の高い安価なカセットボンベを燃料としたバーナーの始祖とも言えるのがイワタニのジュニアコンパクトバーナー。

それ以前は独自の専用のガスカートリッジのバーナーが「キャンプ用品」でした。

ジュニアコンパクトバーナー
シングルバーナー

最近では3000~4000円イワタニのバーナーの類似品が2000円ほどで安く出ています。

フライパンやお鍋を載せる部分のことを「五徳(ごとく)」と呼ぶようです。携帯バーナーなのでちょっぴり頼りない印象ですが、パタパタと展開。

シンプルなギミックの五徳を広げました。収納・携行の軽量化の効率は抜群です。下部にある脚も同じように反転させて広げれば使用準備OK。

カセットガスタイプのバーナーがおすすめ

情報が「アウトドア雑誌」という業界側の宣伝情報しかなかったアウトドアブーム時代は専用カートリッジボンベがキャンプ用品でした。

ネット時代のおすすめはコンビニやホームセンターなど日本のどこでも売っている「カセットガスボンベ」を利用するタイプ。

ジュニアバーナーの脚を広げてカセットガスを差し込む接続口。ガス漏れはありません。横風には強くありませんが外で料理をすること自体がイレギュラーな事なので、火力を上げる等で対応しましょう。

ジュニアバーナーの接続口にカセットガスを押し込みひねって固定。

ジュニアコンパクトバーナー系の使い方

ジュニアバーナーの接続口にカセットガスを押し込みひねって固定。

燃料を出していきます。燃料調整つまみをゆっくり開けていくと「シュー」と放出されている音がします。

着火は電子ライターと同じカチカチ火花の点火方式。点火時は上から覗かないように注意しましょう。

ジュニアバーナーのバーナー部分に着火されました。

こじんまりとしたバーナーですが、火器なのでテント内で使っちゃダメ。倒れれば即逃げ場のないテントに火が点き、火事にならなくても一酸化炭素中毒で危ないです。

シングルバーナー
ツーバーナー

マグカップサイズのガスバーナー

バブル時代はコールマンのツインバーナーなどがキャンプ雑誌のどれを見ても紹介(宣伝?)されていました。今では町内会やイベント会場の厨房器具レベルのモノ。

1~2時間かけてバーベキューの炭火を起こしをしている時間でライター着火と食事と箱入れ収納完了です。

カセットガスボンベはホームセンターやコンビニで売っているものが使えます。

オートキャンプは卓上コンロが実用的

携行・積載量が限られるバイクツーリングでのキャンプ場滞在ではシングルバーナーがベターですが、携行品の運搬量に制限のないクルマの人は「卓上コンロ」が携帯コンロとして優秀。

卓上コンロ

ファミリーキャンプなど、どうしても鍋や焼肉料理をする必要があるのなら2~3万円のツーバーナーではなく、卓上コンロおすすめ。

そもそもこういった状況で使う移動・携行可能なガスコンロです。

薄型卓上コンロ

鍋をつつく用に使われそうな「卓上コンロ」。

外部から見た「キャンプっぽくない」を気にするほど、他人は他人がどんなメーカーのどんな商品で何を料理して食べているのかに興味はありません。出先のキャンプ場で料理をしたい人はツマミをひねって火が出る卓上コンロを普通に使うと良いです。

バーナー+「お鍋」で初めて料理ができます

ナビゲーターさんの当初の目的は「お湯を沸かす器具」を持ち歩けたらなぁ…というスタートでした。今では2千円で購入できるシングルバーナーを購入した場合は、それだけではなくもうひとつキャンプ用品が増えます。

それは「お鍋」。お湯を沸かすだけでも直火を受けるお鍋がなければバーナーは単なる荷物になってしまいます。

クッカー・コッヘル

スノーピークのトレック900はサイズ的にイワタニのジュニアコンパクトバーナーがすっぽり中に収納できる大きさ。

ファミリーキャンプなど多人数のキャンプにはクッカーセットなどの点数が多いお鍋セットがおすすめ。

クッカー
コッヘル

クッカーやコッヘルについての解説は別のページにて。

その他の調理補助系キャンプ用品

その他、バーナーの炎が横風に煽られてしまうのを緩和する風除板(防風板)なども千円くらいで買えるようです。荷物制限のないクルマや時間のかかる料理を選択する人は活用してみるといいかも。

ウインドスクリーン

カセットコンロやシングルバーナーを囲む不燃性の風防(=風よけ)。

クルマのオートキャンプの人はこうして「必要っぽい荷物」が増えていきますが、千円程度の便利グッズなので携行できる人は活用しましょう。

ウインドスクリーン

バーナーの購入をしてから初めて「テーブル」類が必要かどうかを考える流れへ進んでいくのかもしれません。

クルマの人は調べるだけ調べておくと良いでしょう。

アウトドアテーブル
アウトドアチェア