北海道の「首」のような位置の広い地域が支笏洞爺湖国立公園の該当地域。
国立公園の支笏湖・洞爺湖・定山渓・羊蹄山・登別のうち、羊蹄山エリアに足を運んでみた日のお話。
一人歩きの小さな旅をはじめましょう。地元の人は日帰りでウロチョロしに行ってみよう。
登山をしない羊蹄山観察のおでかけ
おでかけなびの登山ガイドの章でちょっぴり紹介している羊蹄山。
こちらのページでは登山ではなく羊蹄山周辺へドライブやツーリングでおでかけする日の参考ページです。
羊蹄山自体は上のようなどっかりとした独立峰の百名山。独立峰の山は見た目が美しいので山体を眺めに行くだけでも素敵な一日。
羊蹄山の周辺地図
山頂には直径700m、深さ200mの火口(父釜)があり、西北西斜面にも側火口(母釜、子釜)を持つ。支笏洞爺国立公園に属し、山頂は倶知安町・喜茂別町・京極町・真狩村・ニセコ町の境をなしている。
wiki-羊蹄山
国道5号黒松内からニセコの町へ
函館から羊蹄山(まあ、札幌方面)へ行くのに通過するのが国道5号。羊蹄山からは全然遠く50kmは離れているのですが、せっかく写真もあることですし、ご紹介。
国道5号は函館本線とほぼ同じルート。本州の東北地方と景色が似ていた函館と違い、長万部を抜けて黒松内あたりから「北海道の大森林地帯」を目の当たりにすることができます。
「道の駅くろまつない」から羊蹄山までは「らんこし・ふるさとの丘」「ニセコビュープラザ」などが国道5号沿いにある道の駅。北海道では電車の駅より道の駅がほっと一息できる休憩スポット。
ニセコアンヌプリと羊蹄山
昭和の一個人がジャンル分けした「日本百名山」では羊蹄山(著書当時:後方羊蹄山-しりべしやま)が有名ですが、このあたりの地名は「ニセコ」というカタカナ地名が出てきます。
羊蹄山から国道5号を挟んで西側がニセコアンヌプリ(山)があるニセコ地域。ニセコアンヌプリはゴンドラ(ロープウェー)があるスキー場があり、ロープウェイ的な登山も可能。
羊蹄山自体は半月湖から登る日帰りフル登山ですが、ニセコ地域はスキー場&ゴンドラ夏山登山のおでかけスポット。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の指定地域です。
羊蹄山周辺の真狩村・京極町・倶知安町
「真狩(まっかり)」は(羊蹄山の)後ろを回る(川)というアイヌ語の当て字、俱知安(くっちゃん)も諸説あるアイヌ語由来の町名で、真狩村と京極町は一部の地区で人口0の消滅集落地区があります。
真狩村の人口は2千人くらい。離島じゃないですよ。
都市に人が集まりすぎたんです…。ちょっと寂しいけれど「そもそも豪雪地帯」なので、土地や農地を持っていない人が住み着くには厳しいかも。
北海道発の道の駅・中山峠の道の駅望羊中山
さて、羊蹄山の写真は撮ったし、もうちょっと走ってみましょうか。
羊蹄山から小樽へ行くには北側の国道393号、札幌へ行くには東側の国道230号、支笏湖へは国道276号、洞爺湖へは国道230号をそのまま進むと到着です。
北海道の道路は方角=次の町そのものなので、とってもわかりやすいのです。札幌ルートの国道230号の途中に「道の駅 望羊中山」がありお立ち寄り。
本州で言う地方都市のショッピングセンター的なお立ち寄りスポットがこの道の駅望羊中山(ぼうようなかやま)。
正直、ただの道の駅なのですが、なにかイベントがあるのかな?くらいにクルマの人々がお立ち寄りしておりました。
函館から210kmか…札幌まであと50km…と。休憩大事。
中山峠の名物「あげいも」もぐもぐ
地名的には「中山峠」と呼ばれる高所の望羊中山では「あげいも」というじゃがいもをアメリカンドッグ状にしたおつまみが名物のようです。
あげいもさんを買って道の駅の隅っこのテーブルでぐたーっと休憩。
そう言えば、北海道来てから本州と違い牛丼屋さんが無いので道の駅でパンばかり食べてました。初北海道の味が「じゃがいも(あげいも)」です。 (;^ω^)
食にこだわりの無い男の一人旅(写真旅)ってこんなもんだよー。(*^▽^*)
シュールなあげいも写真を撮っているだけでも奇跡的。
さて、あげいもも食べたし、次のおでかけ地へ。
まだ行ったことない人は観ちゃダメ
YouTubeのニセコエリアのおでかけ散策動画をピックアップ!観光地動画は「そのものズバリ」なのでまだ行ったことの無い人は見ちゃダメー。
巨大な山の周囲の限界集落や札幌から50kmの道の駅など「見聞の旅」が良いんです。