ノシャップ岬(野寒布岬)【北海道稚内市】

北海道最北端の「稚内」にあるのがノシャップ岬。北海道最東端にあるのはノサップ岬。宗谷岬側じゃない方の端っこ。

延々と原野が続いたサロベツ原野を通り抜け、稚内市街の中心地へ。稚内駅から宗谷岬までは30km、もう一方の北端・ノシャップ岬まで5km。

一人歩きの小さな旅をはじめましょう。地元の人は日帰りでウロチョロしに行ってみよう。

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ノシャップ岬は地元型の岬

日本最北端の駅が稚内駅。クルマ社会の北海道ではいつ廃線になってもおかしくない環境の土地。ノシャップ岬は稚内駅から5kmほど北にある岬です。

高緯度のため、冬季は午後3時を過ぎると日が暮れて暗くなります。

お天気が残念な日なのですが、せっかく稚内まで自走ができるバイクでやってきたので宗谷岬だけではなく5km先のノシャップ岬へお立ち寄り。

ピンクの建物はお土産物屋さん、対面には水族館や灯台がある小さな漁港の町。

ノシャップ岬の周辺地図

岬の最北端には稚内灯台があり、晴れた海霧の立たない日には利尻島(利尻富士)、礼文島が望める。灯台の南西よりにある恵山泊漁港公園には「ノシャップ岬の碑」の他、「イルカのモニュメント」が設置されているが、これはイルカが宗谷海峡を通過したという昔話に基づいている。

wiki-野寒布岬

日本最北端のノシャップ寒流水族館

どちらかと言えばマイナーなおでかけスポットのノシャップ岬。根室のノサップ岬と読みが近く、混同したまま到着する人もいるかもしれません。

「北の果てのマイナーな方の岬」とはいえ、写真の通りコンクリートが運ばれ、普通に「小さな町」。左に見えるのは稚内市立ノシャップ寒流水族館。

工場地帯に見えますが、煙突に見えるのは稚内灯台で、水色の建物がノシャップ寒流水族館です。

大都市から旅人をしてきた人が目指す目的物ではありませんが、道民さんのお立ち寄りはおすすめ。(執筆時:大人500円・小中学生100円)

ノシャップ岬を歩いてみよう

水族館からは目と鼻の先にあるノシャップ岬の最先端は、小さな広場のように整備されています。

宗谷岬は無人の最北端、ノシャップ岬は有人の漁港系最北端といったところ。

この光景の背後が下の写真。

背後にうっすらと利尻島の利尻山が見えました。

稚内灯台は紅白のストライプの方。こちらは…うーん、なんだろ。

青空だったらもっとよかったんですが、道民さんはちょくちょくおでかけしてみてくださいね。

恵山泊漁港公園と地元の風景

ピンクの建物のお土産屋さんの対面にある恵山泊漁港公園。遠方からの旅人さんのおトイレポイント。

お土産屋さんでアイスでも買うか、樺太食堂でカレー(海鮮にしないの?)でもいただくか、稚内のキャンプ場へ戻るか、しばし作戦会議。

利尻島や礼文島は稚内駅のあるエリアのフェリーターミナルからです。

北の果ての漁業の町。

一人旅もいれば、家族のおでかけ人もいますって。

5km南の稚内森林公園キャンプ場(無料)はこんな感じです。最果て感を強調しましたが、稚内にはコンビニもありますので、ご安心を。

まだ行ったことない人は観ちゃダメ

YouTubeのノシャップ岬のおでかけ散策動画をピックアップ!観光地動画は「そのものズバリ」なのでまだ行ったことの無い人は見ちゃダメー。

ノシャップ岬は稚内市民のミニ観光スポット。無雪期はあちこち行ってみましょう。