五色沼の歩き方例 裏磐梯ビジターセンター・毘沙門沼~竜沼 [福島県]

 五色沼の歩き方例
五色沼 毘沙門沼 福島
  五色沼の歩き方 

五色沼はいくつもの色鮮やかな湖沼群。今回のスタート地点は国道459号沿いにある裏磐梯ビジターセンター。そこから五色沼自然探勝路を歩いてみることにしましょう。


観光&旅行 ★★★★☆
運動&健康 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★★
 
 

五色沼湖沼群を散策しよう

五色沼 裏磐梯ビジターセンター 福島
  裏磐梯ビジターセンター 

夏季(4月1日~11月31日) 午前9:00~午後5:00
冬季(12月1日~3月31日) 午前9:00~午後4:00

【公式サイト】http://www.urabandai-vc.jp/


 
おでかけくん 24

裏磐梯ビジターセンターは五色沼自然探勝路の入り口。国道459号沿いにあるので開いている時間であればお立ち寄りしてみましょう。熊よけの鈴も販売していましたよ。

 
 お散歩持ち物ミニチェック
 

五色沼・毘沙門沼

五色沼 毘沙門沼 磐梯山 福島
  毘沙門沼(びしゃもんぬま) 

ビジターセンターから400mほど先にあるのが五色沼自然探勝路。最初の湖沼は手漕ぎボートが浮ぶ毘沙門沼。毘沙門沼は濃い乳白色の緑色をした比較的大きな沼です。


 
五色沼 毘沙門沼 福島
↑緑色の毘沙門沼
五色沼 毘沙門沼 福島
↑遊歩道の下にボート乗り場
 
おでかけ娘 24

ビジターセンターから程近い場所にある五色沼の毘沙門沼。通常の池や湖とは違う色に見える不思議な五色沼の中で、一番人里に近い沼がこの毘沙門沼です。毘沙門沼の向こうに見える山体崩壊を起こした荒々しい姿の百名山の磐梯山。

 

五色沼自然探勝路

五色沼 自然探勝路 福島
  各沼へのハイキングロード 

国道459号からでは見ることのできない森の奥の湖沼群へのハイキングロードが五色沼自然探勝路。毘沙門沼の湖畔に自然探勝路の入り口があるので3.4km、およそ1時間の自然散策へ出発しましょう。


 
五色沼 毘沙門沼 自然探勝路 福島
↑毘沙門沼沿いの散策路
五色沼 毘沙門沼 自然探勝路 福島
↑不思議な色の毘沙門沼
 
おでかけくん 24

今回のおでかけの目的だった五色沼の散策路「自然探勝路」の五色沼めぐりへ出発です。この日は早朝、一人歩きなので用心のために熊よけの鈴を鳴らしながら行きました。国道が山をくねくねしている場所なので野生動物(熊)はほとんどいませんけどね。

 

磐梯朝日国立公園 特別保護区

五色沼 福島
  毘沙門沼の対岸 

毘沙門沼に沿うように始まる自然探勝路を約600m進んで行くと毘沙門沼の対岸(西岸)に出ます。ここから先は毘沙門沼の周遊ではなく、いくつかの湖沼を渡り歩く一本道。迷うことはありませんが、現在地を把握しておかないとこの先何キロ歩くかわからない疲労が溜まるので確認しておこう。


 
五色沼 毘沙門沼 自然探勝路 福島
↑対岸からの毘沙門沼
五色沼 毘沙門沼 自然探勝路 福島
↑ここから先は特別保護区
 
おでかけ娘 24

毘沙門沼から先は自然公園法の特別地域の特別保護区。樹木の損傷や種を植えたり倉庫を作ったりするのに特別な許可を受けなければいけない場所。法律で守られているだけで物理的にフェンスやゲート等はありません。

 
 お散歩持ち物ミニチェック
カメラ人 広角+レンズ
カメラ人 望遠+レンズ
 

五色沼自然探勝路の湖沼 赤沼・みどろ沼・竜沼

五色沼 赤沼 自然探勝路 福島
  赤沼 

毘沙門沼が途切れる場所から560m進んで行くと見えてくるのは3つの色がわかれている赤沼。パッと見は緑色と青色の沼ですが、名前の由来になっているのは真ん中や湖岸に見える鉄錆色、つまりは赤沼です。


 
五色沼 赤沼 自然探勝路 福島
↑水自体は透明ですよ
五色沼 赤沼 自然探勝路 福島
↑三色の沼だけど赤沼
 
おでかけくん 24

毘沙門沼の次に見えて来たのは一つの池で数種類の色が混在して見える「赤沼」です。湖沼群の生成が1888年7月15日の磐梯山の水蒸気爆発からのため、毘沙門沼や弁天沼のネーミングはともかく、湖沼の生成や存在に宗教的なアレコレが絡められていないのが海外の自然地帯のようでいい感じです。

 
五色沼 みどろ沼 自然探勝路 福島
  みどろ沼 

赤沼から270m行くとみどろ沼へ。みどろ沼のみどろは「深泥」。雰囲気は赤沼と似ていて乳白の緑色、青味がかった緑色、水面上に突き出す草木の緑と枯草の色、水面下の水草の緑と赤錆色の土壌で小さい沼ながらも色とりどり。


 
五色沼 みどろ沼 自然探勝路 福島
↑この沼は…深泥沼?
五色沼 みどろ沼 自然探勝路 福島
↑なるほど、みどろってます
 
おでかけ娘 24

赤沼を過ぎると次に見えたのは「みどろ沼」です。湖沼群の水の色は水自体は透明。水質の関係で光の散乱で「見え方」が変わって見える場合と、藻や水底の色が極彩色に配色される場合があります。みどろ沼は後者のパターン。

 
五色沼 竜沼 自然探勝路 福島
  竜沼 

みどろ沼から160mくらいで竜沼へ。ところがこの竜沼は茂みの先に目を凝らして遠くに水面が見えるかどうか。木の板道になっていて木柵の近くに見える湿地状の池も竜沼の一部の様子。


 
おでかけくん 24

みどろ沼を過ぎると竜沼がある…のですが、自然探勝路から少し遠く、茂みに覆われているためよく見えません。カメラの望遠レンズで茂みの隙間から緑がかった藍色の水面が見えました。

 
赤い車 24

実際に歩いて撮影している風景を見ながら、歩き方例として見どころをご紹介しています。前後ページも見てみよう。↓

 

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福島県を少し歩こう。

大内宿 福島

  福島県 

越後山脈と奥羽山脈に挟まれた日本海側内陸の「会津」、奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれた太平洋側内陸の「中通り」、阿武隈高地と太平洋に挟まれた太平洋側沿岸の「浜通り」の3地域に分けられる。[wikipedia-福島県より]

東北地方も歩こう。

東北地方

  東北地方 

青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県を指す。これら6県は、本州の約3割の面積を占める。東北地方は東日本に位置するが、気象や歴史地理学などでは北海道と一緒に北日本とされる。[wikipedia-東北地方より]

 
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