水分不足に要注意!熱射病?日射病?熱中症対策について

登山で被る帽子

毎年気温が上がり続ける日本の夏。

一日の最高気温が25℃を超えた日を「夏日」、30℃を超えた日を「真夏日」、35℃を超えた日を「猛暑日」と呼び、酷暑は非正式な一般季節用語です。

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暑すぎる夏のおでかけは熱中症に要注意

計呂地交通公園の計呂地駅跡

近年の日本では毎年40℃近い日が記録されるようになりました。日本の観測史上最高気温は2018年7月23日に熊谷での41.1℃。

厳しい暑さの気候変動(?)に伴い、真夏には「熱中症」で倒れる人も続出しています。体温を超える気温は体温調節ができない危険なレベルです。

熱中症について調べてみましょう。

熱中症とは?

熱中症ゼロへ「一緒に学ぼう熱中症」(1) 近年の発生状況と注意が必要な時期

熱中症とは…


暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称である。本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で、表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。

WIKI-熱中症

…とのこと。

「熱中症」は暑すぎる時に起こる体調不良の総称。純粋に真夏の熱波で体調を崩した場合は「熱中症」に分類できるということ。○○病ではなく○○症(熱中症)です。

最近は使われなくなった似たような言葉に日射病や熱射病がありますが、日射病は直射日光下で体調不良を起こした場合の症状の総称、熱射病は高温多湿の場所に長時間いることで体調不良を起こした場合の総称で、原因から名付けられた熱中症と同じもの。

一番的確な呼び名が、とにかく暑い中いたせいで体調不良となった「熱中」症という言葉で統一されつつあるようです。

熱中症の症状・身体・健康への影響

ちょっとピンとくるようになったところで身体への影響を調べてみましょう。

軽症の時の熱中症の症状

眼前暗黒、気分が悪い、手足のしびれ、四肢・腹筋の痙攣、こむら返り、筋肉痛、硬直、血圧低下、皮膚蒼白

…とのこと。四肢の痙攣など軽症ではあるものの普段と明らかに違う症状が起こる場合、「気合」や「根性」ではなく、熱中症対策をとってください。

中度の熱中症の症状

強い疲労感、頭痛、吐き気、倦怠感、脱力感、大量発汗、頻脈、めまい、下痢

軽症からさらに重い状態の熱中症の症状例です。熱中症自体が暑すぎる日に起こる症状の総称なので、上記の症状はバラバラですがこの先はいきなり命に係わるので要注意。

重症の時の熱中症の症状

深部体温上昇、脳機能障害による意識混濁、譫妄状態、意識喪失、肝臓機能障害・腎臓機能障害、血液凝固障害

「重症」の症例は脱出できない場所などに閉じ込められた時や、部活や体育、職場など拒否も休憩もできない強制運動を継続させられた時に死亡事故へつながっていきます。

そのほか、もともと皮膚反応の鈍い高齢者が暑い部屋にいるケース。体内センサーが過敏ではないので本人も「そこまで酷暑なのか?」と認識せずに寝ていて、立ち上がった時にいきなり意識が飛んでしまったりします。

高齢者だけではなく、電子機器(テレビモニターやパソコンが熱源)が多い若い人のワンルームなども風通しも悪く「外の方が涼しい」場合が少なくありませんのでご注意を。

熱中症にならないための対策

東京都庁展望室からの展望

熱中症の原因ははっきりしているので、行動をどうするかにかかっています。真夏の気温が下がらないのはどうにもならないので、体温近くまで気温が上がる時間帯の「屋外作業」は極力控えるしかありません。

おでかけは場所によります。…と言うのは、もはや東京・名古屋・大阪が38℃前後の時、沖縄では31℃だったりも。

湿度の高い海近くでは風自体が温風ですが、高原地帯の日陰は少し過ごしやすい場合もあるので、場所によりけり。北海道では真夏でも夜間に15℃程度まで「冷え込む」ので、言うまでもなくおすすめは北海道です。

行ける人は北海道で無料キャンプもアリ

細岡展望台からの釧路湿原とカメラマン

北海道には無料キャンプ場がいくつもあるので、年金受給世代(=定期収入のある無職)や自営業(他の季節に稼ぐ発想)の人々はテントや車で真夏の間北海道で過ごすのもおすすめ。

無料キャンプ場は本当に無料なので長期滞在する人、結構いらっしゃいます。

一ヶ月半、毎日体温以上の都市でクーラーをつけ続けながらテレビとネットをする夏より、北海道で2~3週間のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?

近場の山の山頂も過ごしやすい気温

北海道だけではなく、ロープウェーのある山の駅などは街の気温が35℃の時、23℃くらい。低山の百名山で有名な筑波山でさえ宮脇駅が31℃の時、山頂駅は25℃。富士山山頂に至っては真夏の最高気温が10℃前後。

海辺は風通しは良いものの直射日光と気温と湿気は一番強く、標高はゼロメートル。日本で一番暑いのが海なので、涼しげなイメージに要注意。

水分・塩分の摂取、冷房を適宜活用し、正午から斜陽の時間まではこまめに冷房の効いたお店や施設にお邪魔させてもらうおでかけルートを考えましょう。

山善 DCモーター扇風機
DCモーター リモコン付き扇風機

クーラーは扇風機併用で体感効果が段違い。DCモーターの扇風機は従来の扇風機の半分の消費電力。 ずっと回してても月に数十円という事実。

水を飲んでおかないと「尿路結石」で七転八倒するかも

水を飲むサイクリスト

夏の暑い時期、できるかぎり「お水」を飲んで過ごした方が良いです。朝のおしっこ、熱帯夜で大量の汗をかいて寝ているためめちゃくちゃ濃くなっていませんか?

熱中症自体は暑さはつらいのですが「やり過ごす」ことができるのが熱中症。

でも、水分補給を怠ると尿の成分がうんと濃い状態が身体に悪影響をもたらし、腎臓の中で結晶化しやすくなります。いわゆる結石です。

おしっこの濃きで必ず結晶化するわけでもないのですが、大量の汗をかいて尿が濃くなっているのにもかかわらず水分補給を怠れば結晶化(結石化)のリスクも高くなります。

尿路結石は「内臓の病気」とは少し違う「体内にできる異物」が尿管・尿路を通過する際に起こる激痛の症状。

男性に多く見られますが忍耐強く、我慢強い男性でも救急車を呼ぶほどの激痛が腰のあたりを襲います。激痛は尿路から結石が排出されればウソのように痛みが無くなりますが、一日で終わる破砕治療にかかる金額は保険が効いてもおよそ9万円。

超音波による破砕手術を行わず、自然排出を選ぶ場合は痛み止めを処置しながらおよそ1ヶ月間、腰痛や血尿を耐えきるしかありません。その間、おでかけどころではなくなります。

直接熱中症とは関係がありませんが、腎臓内で結石の成分同士を結晶化させないよう、水を多めに飲んで濃い尿を避けるように心掛けましょう。

※ビールやコーヒーではなく「水」ですよ~ (;^ω^)

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