4章3項 クイックシューの使い方

[初心者向け]ちょこちょこ動く三脚撮影に

三脚 カメラ 一眼レフ

 おおまか解説 

おでかけくん 48三脚。一枚撮った後に別の場所に移動する時、一回一回カメラを三脚から外して次のエリアに歩いてまた取り付けて…の繰り返しになることが多い。その工程をショートカットできるのが「クイックシュー」。

知床五湖 自然歩道 北海道

 解説前の一枚 

おでかけむすめ 48北海道の知床五湖での一枚です。三脚解説のページで出すのは微妙ですが、『ヒグマの密集生息地』なので三脚でじっくり写真を撮っている場合ではない場所と季節。実際手持ちでさくさく撮り歩きました。

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ワンタッチでカメラを着脱

三脚 イラスト

 クイックシューとは? 

クイックシューは空母と飛行機のような関係で、三脚の雲台には母艦であるシューベース、カメラは着艦する飛行機のごとく「ハマって固定」される三脚のパーツ。カメラ側には「シュー」(靴)をあらかじめ取り付けて使います。

クイックシュー 雲台 三脚

 ネジ山も傷まない 

三脚撮影では短距離を移動しながら撮影をする場合が多く、カメラと三脚を直にネジ固定すると移動時に不便を感じていきます。クイックシューはワンタッチでカメラを着脱し、安全に移動を繰り返すことができます。

~参考写真こぼれ話~
三脚 カメラ 一眼レフ

おでかけくん 48

次のエリアに徒歩移動する際にカメラを付けたまま歩くとカメラが危険。カメラの落下も不安ですし、カメラボディーのねじ山を痛める可能性も「毎回」出てきます。クイックシューの場合、三脚の着脱に数秒かかりません。

 

クイックシュー(雲台)の基本知識

クイックシュー 雲台 三脚

 クイックシューの仕組み 

写真はちょっと大きめのガッシリ三脚のクイックシュー雲台(3wayタイプ)。外での撮影だけではなく、部屋での小物撮影→カメラを外しての画像確認など、取り外しが簡単にできるので便利。

クイックシュー 雲台 三脚

 格安三脚のクイックシュー 

千円台の格安三脚の中にもイックシュー雲台の三脚がありますが、ベースが樹脂製なのでびよんびよん動きます。クニャクニャなクイックシューなので、旅行先へ携行して使う三脚には厳しいと考えた方がいいです。

~参考写真こぼれ話~
クイックシュー 雲台 三脚

おでかけむすめ 48

クイックシューのセットは単体でも売っていますが、基本的には三脚とセットまたは写真のように「クイックシュー雲台」が一般的。格安三脚の樹脂製のクイックシューはガッシリはまる金属製のシューと違い、ロックしてもカメラが外れて落下することもあります。

 

クイックシューの使い方

三脚 カメラ

 カメラにシューを取り付け 

クイックシューの使い方です。カメラ側にはあらかじめワンタッチで着脱するための「シュー」を取り付けておくことになります。

三脚 カメラ

 蝶ネジの物は便利 

クイックシューによって「蝶ねじ」のものとコインで締め込むネジが使われているものがあります。蝶ねじだと緩んだ時に指で締められるので楽です。

三脚 カメラ

 三脚にドッキング 

カメラのシューを取り付けたらあとは三脚のクイックシュー雲台にはめ込むだけ。カメラの湖底はレバー式のロックになっているのでレバーを倒してカメラが落ちないように固定しましょう。

三脚 カメラ

 着脱は2~3秒 

クイックシューではない三脚の場合に三脚を覗き込んでネジの位置を手探りで探しながらカメラを脱着していたのですが、クイックシューの場合数秒かかりません。

~参考写真こぼれ話~
ステップアップリング カメラ 一眼レフ

おでかけくん 48

初めて三脚を買う人はクイックシュー雲台の搭載仕様の三脚がおすすめ。三脚はあまり買い増しするものではないのでクイックシューのない三脚を使う機会はそうそう無いのですが、クイックシュー三脚の方が圧倒的に使い勝手が良いのでクイックシューの有無は重要ポイント。

 

次に買う三脚はクイックシュー雲台を

おでかけむすめ 48

三脚系のアドバイスが「格安三脚」から始まっているのは、「雲台が分離できない三脚は選択肢が無い」ためです。分離できる三脚を持っている人はクイックシュータイプの雲台を導入してみましょう。

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